割安成長株で避けるべきリスク

皆さんこんばんは。
本日は割安成長株へ投資するリスクについて説明します。

1. 流動性リスク
これは小型株投資に関する本では、よく指摘されるリスクです。

割安成長株が割安であるのは、流動性に大きな要因があります。
時価総額が小さく流動性が悪いため、機関投資家の買いが入らず、割安状態で放置される事になります。

・このリスクに対する対処
購入する時は成り行き注文を行わない(高値で約定してしまうため)
不利なタイミングで売却しないため、余裕資金で投資を行う。

2. リターンが発生しないリスク
割安成長株では、企業が予定通り成長しても、株式が評価されず割安に放置され続ける事があります。
業績が良くても、社名や業態が地味で評価されない状態です。

・このリスクに対する対処
こういった場合には、「鳴かぬなら、鳴くまで待とうホトトギス」の精神が重要です。
業績が上がり続けている限り、いずれかのタイミングではバリュエーションの再評価は行われます。
ですが、それが1年後か5年後かは分からないため、以下2つの対策をオススメします。

①配当収入の確保
割安成長株の中でも、ある程度配当利回りの良い株式を組み込んでおくと良いです。
株価が上昇しない間は、配当を再投資する事で資産を増加させます。

「成長株=低配当」という考え方が主流ですが、これはマーケットの狭い日本ではあまりあてはまらないと思います。
普通配当かつ中成長は成立します。そして、割安ならば配当利回りは増加。
バカバカしい対策と思うかもしれませんが、再投資で資産を増やせる事は心理的に大きなアドバンテージになります。

②分散投資で確率を上げる
文字通り、投資する企業を複数持つ事で上昇しないリスクを低減させます。

分散する分、期待リターンの最大値は減少します。
ですが、バリュエーションが変わるかどうかは全てミスターマーケットが決めてしまいます。
自分の持ち株が一切上がらないというのは、メンタル面で不利なため、10銘柄程度は分散する事をお勧めします。

ちなみに、分散している時の感覚としては、
買った直後はどれも上がらないか、あるいは下がっていく。
しばらくすると、ある時期はA株が上がり、多少調整するが含み益状態になる。
と思ったら、次はB株がIRを出して一気に上がりだす、みたいな感じです。

資産ボラティリティーが減って儲かった感覚は薄れますが、やってみるとトータルでは意外と悪い成績ではない事に気付くでしょう。

この記事のまとめ:
・割安成長株には流動性リスクとリターンが発生しないリスクがある
・流動性リスクは余裕資金の使用で対処する
・リターンが発生しないリスクは配当収入と分散投資で対処する

2 件のコメント:

  1. 配当の有無は確かにモチベーションが違いますよね。
    ピーターリンチも割安放置されている地味な銘柄がお好きなようでしたもんね。

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    1. 配当は上がらない場合の保険のような位置付けですね。
      保有する事で最低限のリターンを確保できるので、心理的にラクになります。

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